第73回人権週間が先週、令和3年12月4日(土)~12月10日(金)で終了しましたが、人権問題は決して人権週間だけ意識する問題ではありません。
昨今、SNSによる誹謗中傷(犯罪行為です)や悪意の捏造投稿で自殺に追い込まれる人が出たりなど、大きな社会問題になっていながら、どこかで他人事になってませんか?
話がズレますが「誹謗中傷行為(犯罪行為)」と「自分の意見を述べること」は全く別の話ですが、匿名になると、そんな最低限のことさえ理解できていない人が多い現実をとても残念に感じています。
話を戻しますが、今回、以下6本の人権啓発動画(法務省チャンネル)を紹介します。
人権問題は決して「誰か」のことではありません。
1.人権啓発動画「『誰か』のこと じゃない。」インターネット編
2.人権啓発動画「『誰か』のこと じゃない。」障害のある人編
3.人権啓発動画「『誰か』のこと じゃない。」セクシュアルハラスメント編
4.人権啓発動画「外国人と人権~違いを認め,共に生きる~」【ドラマ 職場で見られる偏見や差別】
5.人権啓発動画「企業と人権 職場からつくる人権尊重社会」【外国人に対する差別・偏見】
6.人権啓発動画「りんごの色 ~LGBTを知っていますか?~」
原作冊子: h29年 大分県人権啓発マンガ冊子「りんごの色~LGBTを知っていますか?~」.pdf (4.21MB)
以上
12月に入り寒い日が多くなってきました。一酸化炭素中毒のリスクが増大しています!
これからの季節、職場で仮設発電機や灯油を使った暖房機器を使用することも増えています。結果、一酸化炭素中毒による事故防止対策が普段以上に必要になっています。
特に建設系の現場は、元々、作業機械としてエンジンカッターやエンジン式高圧洗浄機、エンジン溶接機などを使用した作業も少なくありません。屋外であれば換気上問題はありませんが、屋内作業で、従来の作業機械に加えて暖房機器を使用(室内酸素を奪う)の機会が増えるのです。
以下は岡山労働局ホームページからの引用ですが、元々内燃機関の使用は十分な換気が確保されないと「一酸化炭素中毒」のリスクがあります。匂いもなく、酸欠も意識しない中で忍び寄る被災であり、とても危険です。
災害事例1
スーパー店舗内で、水路配管を設置するためエンジンカッターを使用して床切断工事を行っていたところ、一酸化炭素中毒で倒れた。〔排気ファン設置あり、防毒マスク着用(CO用ではなかった)〕
災害事例2
工場内で、ブルーシート養生を行い、エンジンカッターを使用してコンクリート土間切断作業を行っていたところ、一酸化炭素中毒で体調が悪くなった。〔排気ファン設置あり〕
災害事例3
建物の地下トイレが詰まったため、設備業者がエンジン式の高圧洗浄機で詰まった箇所を除去していたところ、一酸化炭素中毒で気分が悪くなった。〔排気ファン設置あり〕
原 因
(1)作業計画(作業手順書)がなく、換気等の検討がだった。
(2)いずれも自然通風・自然換気がほとんどなく、排気ファンを設置していたが、有効な換気となっていなかった。
(3)有効な呼吸用保護具を未着用だった。
*当該機械等を使用して工事を行う時は、添付ガイドラインのポイントを良く理解し、最低でも以下の必要な対策・措置を確実に行いましょう!
労働衛生 管理体制 |
(1)作業計画、作業手順書の作成 (2)専門工事業者との連絡調整 (3)労働衛生教育、健康管理、立入禁止の措置 (4)事前にリスクアセスメントを行う |
作業管理 |
(1)換気装置・呼吸用保護具等の選定 (2)一酸化炭素用警報装置等の設置・点検、濃度測定 呼吸用保護具(防毒マスク・送気マスク等)の管理 |
作業環境 管理 |
(1)換気は時間的に均一に行う (作業時は1時間当たり作業場所の気積を20回以上換気) (2)換気装置の性能の確保(点検)、濃度測定
|
建設業における一酸化炭素中毒防止のためのガイドラインのポイント.pdf (2.31MB)
この度、当社はFacebookアカウントとLINEアカウントを作りました。
これから随時、安全衛生情報や当社web説明会のご案内などの情報を提供する予定です。
「面白くない」「難しい」「知らなくても困らない」「生活に関係ある?」などのイメージが多い?(一部私の思い込みも入っていますが・・・)安全衛生ですが、電車の中や自宅、勤務先でいつでも身近に安全衛生に関する情報に触れ、その大事さ大切さを共感して頂く機会を増やしたいと考えています。是非登録をよろしくお願いいたします。
Facebook:Fb内画面左上の「Facebookを検索」で「hspcjapan」と入力を!
LINE:ベーシックID @535hpgac を 友達追加、または下の二次元バーコードで!
ちなみに、ご承知の方もいるかもしれませんが、当社ホームページは、従来からスマートフォン、タブレット対応仕様になっています。ホームページは情報量が多いため、動画等を見ると通信データ容量が大きくなりがちですが、安全衛生に関する情報量が一番充実しています。PC以外の端末にも是非お気に入り登録頂ければと存じます。(ついでに?コッソリと?告知・・・でした)
以上
当社視聴覚教材ページのハラスメント教育動画(「明るい職場応援団」サイトにリンク)を更新し、本数も増やしました。
以下の当社視聴覚教材動画目次タブを確認頂き、ご活用ください。
なお、社内教育目的でのダウンロードも可能ですが、著作権・版権は「明るい職場応援団」にあるので、改変、画像キャプチャーでの二次利用、販売用途は当然ながら法律上禁止です。ご了承ください。
https://hspc.jp/free/video_table-of-contents
<コンテンツ一覧>
動画で学ぶハラスメント 声をあげないことがハラスメント「声をあげよう!編
動画で学ぶハラスメント SNSで起きたセクシュアルハラスメント
動画で学ぶハラスメント マタニティハラスメントの現実
動画で学ぶハラスメント 男性の育児休業等に関するハラスメントの現実
動画で学ぶハラスメント 妊娠・出産等に関するハラスメントの防止に向けて
動画で学ぶハラスメント セクシュアルハラスメントの防止に向けて
動画で学ぶハラスメント もしも、あなたがハラスメントにあったら(ロングver)
動画で学ぶハラスメント 仕事の上で叱るとき、どのように叱ればいいでしょう?アウト!レベル
動画で学ぶハラスメント 仕事の上で叱るとき、どのように叱ればいいでしょう?セーフレベル
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動画で学ぶハラスメント あなたの職場でこんなシーンを見かけませんか?成績不振社員への叱咤激励
動画で学ぶハラスメント あなたの職場でこんなシーンを見かけませんか?先輩から後輩への無視・いじめ
動画で学ぶハラスメント 仕事中にネットサーフィンをやっているようです。(「不真面目な社員への指導の仕方」の例)
以上
第三次産業を中心に転倒災害の増加に歯止めがかかっていません。
産業構造の変化(第三次産業に従事する人口の増加)、労働人口の高齢化など、背景要因は様々ですが、いずれにしても中高年労働者の転倒は療養期間が長期間になり易いことが判っています。
今回、中央労働災害防止協会が制作した以下チェックシートをご紹介します。是非活用頂き、職場から転倒災害を撲滅しましょう!
stop_tentou_leaflet.pdf (1.87MB)