【明日の安全訓】 勇気と力があっても、慎重さがなければ無に等しい。
【明日の安全訓】私は人に勝つ方法は知らないが、自分に勝つ方法は身につけた
【明日の安全訓】 涙よりも、血よりも、汗を流していたい。
新型コロナ、マスクいつまで=「終息後も着用」4割弱
新型コロナウイルスの感染防止の一環として、マスク着用が普及し、現在も大多数の人が着用をしている。感染とマスクの効果については当初から様々な議論があったが、ワクチン接種が進んだ諸外国の中にはマスク着用義務を解除し始めた国も増えつつある。そのような中、時事通信社が以下のような提言記事を出していたので紹介する。
個人的には、作業環境、人員数などの労働条件に依存はするものの「画一的なマスク着用」については一考の余地があると考える立場である。マスク着用にも「リスク」が存在するからである。マスクを外すことを画一的に推奨する意図ではないが、一つの考え方として以下記事を紹介する。
+++++++++++++++++++++
2022.4.23時事通信社
新型コロナウイルスの感染拡大から2年が経過し、比較的重症化しにくい変異株「オミクロン株」が流行する中、マスクをいつ外せるかに関心が集まりつつある。ライオンの調査では、コロナ終息後も日常的に着用したいと回答したのは4割弱で、マスク着用をやめたいと思っている人も多いようだ。
調査は昨年11月にインターネットで、18~69歳の男女600人を対象に実施した。マスクの着用について、「終息するまで継続したい」との回答が64%だったのに対し、「終息後も日常的に行いたい」は38%にとどまった。
他の感染対策では、手指の消毒剤を終息後も使用する人は36%にとどまる一方、小まめな手洗いは終息前、終息後ともに6割強が実施したいと回答。コロナ前からの習慣については、抵抗が少ないとみられる。
感染拡大初期から治療に携わってきた防衛医科大学校の藤倉雄二准教授は、マスクには熱中症など健康上のデメリットもあると指摘。ウイルスが再び強毒化するなどの変化がなければ、「換気が不十分で密な環境では着けた方がいいが、それ以外では外していい」との考えだ。
現在は体育の授業でもマスクを着けている学校が多く、暑い季節が近づく中、不安に思う人も少なくない。日本社会は同調圧力が強くマスクを取りにくい空気がまん延しているとの指摘もあるが、藤倉氏は「マスクを外すタイミングをそろそろ本格的に議論すべきだ」と呼び掛けている。
(ニュース提供元:時事通信社)