安全衛生情報

2020-09-09 14:43:00

 厚生労働省は、令和元年度に、長時間労働が疑われる事業場に対して労働基準監督署が実施した監督指導の結果を取りまとめ公表した。
 この監督指導は、各種情報から時間外・休日労働時間数が1か月当たり80時間を超えていると考えられる事業場や、長時間にわたる過重な労働による過労死等に係る労災請求が行われた事業場を対象として実施された。


 対象となった32,981事業場のうち、15,593事業場(47.3%)で違法な時間外労働を確認したため、是正・改善に向けた指導を実施。なお、このうち実際に1か月当たり80時間を超える時間外・休日労働が認められた事業場は、5,785事業場(違法な時間外労働があったもののうち37.1%)であった。


 厚生労働省では、今後も長時間労働の是正に向けた取組を積極的に行うとともに、11月の「過重労働解消キャンペーン」期間中に重点的な監督指導を行うとのこと。

 

pdf 長時間労働が疑われる事業場に対する令和元年度の監督指導結果を公表します.pdf (1.11MB)

2020-09-09 14:38:00

スローガン「みなおして 職場の環境 からだの健康」

 厚生労働省は、10月1日(木)から7日(水)までを本週間、9月1日(火)から30日(水)までを準備期間として、令和2年度の全国労働衛生週間を実施します。

 

今年のスローガンは「みなおして 職場の環境 からだの健康」です。

 

 労働衛生分野では、過重労働等により労働者の命が失われることや健康障害、職場における労働者のメンタルヘルス不調病気を抱えた労働者に対する治療と仕事の両立支援化学物質による重篤な健康障害などが重要な課題となっています。

 

 このような状況の中、過労死等を防止するためには、働き方改革の推進と相まって、長時間労働による健康障害の防止対策及びメンタルヘルス対策の推進、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援を社会的にサポートする仕組みの整備、化学物質対策については、特定化学物質障害予防規則、石綿障害予防規則等の関係法令に基づく取組の徹底等を図るとともに、各事業場におけるリスクアセスメント及びその結果に基づくリスク低減対策の実施を促進していくこととしています。


 なお、本年については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、いわゆる“3つの密”(1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、2.密集空間(多くの人が密集している)、3.密接空間(お互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる))を避けることを徹底しつつ、各事業場の労使協力のもと、全国労働衛生週間を実施することとしています

 

pdf 令和2年度全国労働衛生週間実施要項.pdf (0.17MB)

2020-09-04 15:50:00

台風10号に対する早めの対策。備えをテレビ、新聞等で盛んに啓発していますが、経済産業省からも以下のとおり通達が出ていますので、紹介いたします。

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事業者のみなさま

 

 気象庁によれば、強い台風第10号は、9月4日(金)には“非常に強い”勢力、9月5日(土)には“猛烈な”勢力になりそうです。この“猛烈な”勢力というのは、台風の勢力の中で一番強いのです。例えば、植木鉢ごと飛んでしまったり、ゴムのスリッパですら、一般的な窓ガラス(厚さ約3mm)を軽々と貫通してしまいます。

 台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり最大級の警戒が必要です。強風に備え、看板や器材など、風で飛ばされる物(部材・工具等)がないか点検し、台風接近前に建物内に収納してください。収納が不可能な物は、飛ばされないように丈夫なロープ等で固定しましょう。9月4日(金)までに台風への備えを終わらせるようお願いいたします。

 

 九州では停電リスクも高まる見込みです。予め車のガソリンや非常用発電機の燃料を満タンにして備えてください。 ハイブリッド車や電気自動車などの電動車はいざという時、充電などで活用できます。

詳しくはこちらから。

【災害時における電動車の活用促進マニュアル】

https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200710006/20200710006-1.pdf

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/xev_saigai.html

 

台風10号に備え、5つのポイント

台風に対する5つつの備え.png

以上

2020-09-03 17:32:00

厚生労働省は、令和2年9月1日、標記「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を改訂し、労働時間管理、健康管理などのルールを明確化し公表した。

詳細は、以下PDFを参照願います。

 

pdf 01_「副業・兼業の促進に関するガイドライン」パンフレット_R2.9.1.pdf (0.69MB)

pdf 02_「副業・兼業の促進に関するガイドライン」_概要_R2.9.1.pdf (0.78MB)

pdf 03_「副業・兼業の促進に関するガイドライン」_R2.9.1.pdf (0.38MB)

pdf 04_「副業・兼業の促進に関するガイドライン」 Q&A_R2.9.1.pdf (0.23MB)

以上

2020-09-01 17:39:00

株式会社積木製作は、『安全体感VRトレーニング』法人向けレンタルサービスを9月初旬から開始するとのプレスリリースがありましたので、紹介します。
【詳細URL】http://tsumikiseisaku.com/reserve/
【プレスリリース記事】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000024673.html

「短期間でVRでの安全教育を行いたい!」
「VR教育に興味はあるが、購入するにはハードルが高いと感じていた」

という法人向けに、積木製作が提供する「安全体感VRトレーニング」シリーズをスタンドアロン型VRヘッドセットに収め、基本レンタル料金、1台30,000円(税別)で提供するそうです。

レンタル期間は1日からご利用可能。

有料オプションサービスとして、スタッフが直接レンタル先へ伺っての「有人サポート」や、VR体験者が見ている映像を外部出力するための「外部モニタリング用PC」の貸し出し、感電系コンテンツに対応した「感電体感装置」で実際の電流をグローブに流してVRと連動した教育を体感頂く事も可能とのこと。

2020年6月初旬~2020年7月末までテスト運用として80社にのぼる会社様にお貸し出しさせていただいた結果、マニュアルに沿って運用頂く事で、スタッフのサポートなしでも実際にVR体験にご満足いただける結果を得る事ができましたので、この度正式にレンタルサービスを開始する運びとなりました。


━【 ご質問、お問合せは下記まで御願い致します。 】━
株式会社積木製作
〒130-0022
東京都墨田区江東橋2-14-7
錦糸町サンライズビル9F
TEL:03-6666-9220

下川
shimokawa@tsumikiseisaku.com
関根
sekine@tsumikiseisaku.com
土佐 
tosa@tsumikiseisaku.com

以上