安全衛生情報

2020-07-20 16:54:00

スローガン「みなおして 職場の環境 からだの健康」

 厚生労働省は、10月1日(木)から7日(水)までを本週間、9月1日(火)から30日(水)までを準備期間として、令和2年度の全国労働衛生週間を実施します。

 

今年のスローガンは「みなおして 職場の環境 からだの健康」です。

 

 労働衛生分野では、過重労働等により労働者の命が失われることや健康障害、職場における労働者のメンタルヘルス不調病気を抱えた労働者に対する治療と仕事の両立支援化学物質による重篤な健康障害などが重要な課題となっています。

 

 このような状況の中、過労死等を防止するためには、働き方改革の推進と相まって、長時間労働による健康障害の防止対策及びメンタルヘルス対策の推進、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援を社会的にサポートする仕組みの整備、化学物質対策については、特定化学物質障害予防規則、石綿障害予防規則等の関係法令に基づく取組の徹底等を図るとともに、各事業場におけるリスクアセスメント及びその結果に基づくリスク低減対策の実施を促進していくこととしています。


 なお、本年については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、いわゆる“3つの密”(1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、2.密集空間(多くの人が密集している)、3.密接空間(お互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる))を避けることを徹底しつつ、各事業場の労使協力のもと、全国労働衛生週間を実施することとしています

 

pdf 令和2年度全国労働衛生週間実施要項.pdf (0.17MB)

 

2020-07-10 18:22:00

 厚生労働省から「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントリーフレットが発行されました。

この中で、特に注意頂きたいのは、高温や多湿といった環境下でのマスク着用」について、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合は「マスクをはずす」ということです。

 

マスクの着用について
 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。

 ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

 したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。

 マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

 

pdf 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントリーフレット_mhlw.pdf (0.58MB)

以上

2020-07-10 18:01:00

「第9回 健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)応募受付開始

募集期間:7月1日(水)~8月31日(月)

 厚生労働省は、健康づくりのために優れた取組を行う企業・団体・自治体を表彰する「第9回 健康寿命をのばそう!アワード」(※)(生活習慣病予防分野)の応募受付を7月1日から開始した。 

 

受賞した取組については、紹介冊子を作成し、「スマート・ライフ・プロジェクト」の公式ウェブサイトなどの各種メディアで紹介します。また、受賞した企業・団体・自治体は、アワード受賞ロゴマークを使用することができ、自社のPRとしても活用が期待されている。積極的に応募なさってはどうでしょうか。

 

(※)「健康寿命をのばそう!アワード」とは

 「スマート・ライフ・プロジェクト」が掲げる4つのテーマ(適度な運動・適切な食生活、禁煙、健診・検診の受診)について、生活習慣病予防の啓発や健康増進のための優れた取組を行っている企業・団体・自治体を表彰するもの。昨年度は、応募総数95件の中から21件の企業、団体、自治体を表彰。

 

<実施概要> 

1.応募期間: 令和2年7月1日(水)~令和2年8月31日(月)

 

2.募集部門: 1.企業部門 2.団体部門 3.自治体部門

 

3.募集対象: スマート・ライフ・プロジェクト参画団体であり、生活習慣病予防の啓発活動、健康寿命をのばすことを目的とした取組を行っている企業・団体・自治体(令和元年9月1日~令和2年8月31日までに実施した活動)  

 

4.応 募 先: スマート・ライフ・プロジェクト事務局

 

5.応募方法: 下記URLから専用応募用紙をダウンロードし、郵送(当日消印有効)又はメール送信で応募  

  URL: https://www.smartlife.go.jp

 

6.応募費用: 無料

 

表     彰: 厚生労働大臣/最優秀賞(1件)、優秀賞(企業部門、団体部門、自治体部門 各1件)

スポーツ庁長官/優秀賞(企業部門、団体部門、自治体部門  各1件程度)

厚生労働省局長/優良賞(企業部門、団体部門、自治体部門 各5件程度)

表 彰 式: 令和2年11月に東京都内会場で開催予定(※3)

主     催: 厚生労働省(スマート・ライフ・プロジェクト)、スポーツ庁

後     援: 健康日本21推進全国連絡協議会

 

スマート・ライフ・プロジェクト事務局

公式ウェブサイト: https://www.smartlife.go.jp

2020-07-10 17:48:00

建設労働者の労働者別社会保険加入割合が上昇
~公共事業労務費調査における社会保険加入状況調査結果を公表~

公共事業労務費調査(令和元年10月調査)結果における公共工事従事建設労働者の社会保険加入状況が、企業別で98%、労働者別で88%に!

 

 国土交通省では、平成23年度から公共事業労務費調査※の調査項目に公共工事に従事する建設労働者の社会保険加入状況を追加するとともに、建設産業における担い手の確保と健全な競争環境の実現のため、平成24年度から業界を挙げ社会保険加入対策を進めている。

この、令和元年10月調査における社会保険加入状況(企業単位及び労働者個人単位)が公表されました。

詳細は以下添付pdfをご確認ください。

 

※公共事業労務費調査 とは?
 予算決算及び会計令に基づき、公共工事の予定価格の積算を適正に行うため、農林水産省及び国土交通省において、毎年10月、国、都道府県、政令市等発注の公共工事に従事する建設労働者(約12万人)の賃金支払い実態を調査するもの

 

pdf 公共事業労務費調査(令和元年10月調査)における社会保険加入状況調査結果について.pdf (1.84MB)

pdf 参考資料(加入率推移).pdf (0.18MB)

以上

2020-07-09 17:49:00

既存不適合機械等更新支援補助金事業

 フルハーネス型墜落制止用器具への「改修・買い換え」に関する経費の一部補助(令和2年度第2回補助金申請)が開始されました。申請期間は7月1日から9月20日です。

既存不適合機械等更新支援補助金事業では、国に代わって建災防が既存不適合機械等を所有する中小企業・個人事業者に対し、当該既存不適合機械等を最新の構造規格に適合し、かつ、構造規格の基準を超える高水準の安全性を有する機械等へ更新するための改修、買換経費(一部)に間接補助金(以下「補助金」という。)を交付します。

 

1.対象者(以下いずれか)

① 中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条各号に規定する中小企業者に該当する法人及び個人

② 労災保険に特別加入している個人事業者(労働者災害補償保険法第35条第1項の規程により労災保険の適用を受けることとされた者)

③ その他厚生労働大臣の承認を得て建災防が適当と認める者

 

2.補助金交付額

・1本あたりの上限:12,500円(補助対象経費「上限25,000円」の1/2)

・見積単価4万円の場合:補助対象経費は上限の2.5万円となり、その1/2の1.25万円が補助金交付額となる。

・見積単価1万円の場合:補助対象経費は1万円となり、その1/2の5千円が補助金交付額となる。

・同一申請者あたりの合計額の上限:625,000円

 

※注意:補助金なので、事前に購入している方に、その領収証等を元に規程上限額まで支給する形です。墜落制止用器具購入前に受け取ることは出来ません(補助金ただ取り防止の意味もあります)。また、支給は申請者全員にではないので、早めの申請を行うことが肝要と考えます。

 

第2回補助金スケジュール概要

subsidy_schedule_2020_02.jpg

 

詳細は、以下の建設業労働災害防止協会ホームページでご確認ください。

https://www.kensaibou.or.jp/support/subsidy/index.html

 

以上