令和4年7月1日から従業員を雇っていない歯科技工士の方も「一人親方その他の自営業者」として、特別加入することが できるようになりました。
詳細は、以下添付リーフレットでご確認ください。
歯科技工士も労災保険特別加入対象に.pdf (3MB)
注 意
マスク着用により、熱中症や高炭酸ガス血症のリスクが高まります。
人間の体は、体温を一定に維持しようとするため、体温上昇時には体熱放散作用が働き体温の低下をはかります。
体熱放散作用とは
-
皮膚の血管拡張や血流量の増加による熱の放散
-
発汗による水分蒸発作用
-
呼吸の促進散
などです。
マスク着用下で暑熱環境下での作業をした場合は「呼吸障害」を起こし、熱中症発生の可能性が高まると指摘されています。
また、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることや、マスクをしていることから口腔内の渇きをあまり感じないことが想定されています。
また、マスクで息苦しくなったり、気分が悪くなるのは、熱中症ではなく高炭酸ガス血症(⼆酸化炭素がマスク内に溜まって、それを吸い込むことで起きる二酸化炭素中毒)のケースが多いとも言われています。
高温多湿の環境下でのマスク着用は、サージカルマスクによる様々なリスクが高まることから注意が必要です。
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
屋外で人と2m以上(十分な距離)離れている時
高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用している時
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
-
激しい運動は避けましょう
-
のどが渇いていなくても
こまめに水分補給をしましょう
-
気温・湿度が高いときは
特に注意しましょう
参考:厚生労働省 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました。
標記、厚生労働省から通知されているマスク着用基準を紹介します。
感染症予防を意識しつつも、「熱中症予防」や「高炭酸ガス血症予防」にも注力して過ごしましょう。
屋内・屋外でのマスク着用について_厚生労働省.pdf (0.66MB)
~令和4年度のスローガンを決定。
すべての働く方が安全に働くことのできる職場の実現などを呼びかけ~
「安全は 急がず焦らず怠らず」
厚生労働省は、7月1日(金)から7日(木)までを令和4年度「全国安全週間」とし、各職場での巡視やスローガンの掲示など、労働災害防止に関する取組を実施する。その一環として、毎年スローガンを募集しており、今年度は858作品の応募の中から、伊瀬知太三さん(広島県)の作品に決定した。
今年で95回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために、産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としている。
事業場では、労使が協調して労働災害防止対策を展開し、労働災害は長期的に減少してきました。しかし、近年は、就業人口が高齢化し、高年齢労働者の労働災害や、転倒や腰痛などの労働者の作業行動に起因する労働災害が顕著に増加している。これらの災害は、事業者が行う対策だけで防ぐことが困難な場合もあるため、災害防止に向け労使一丸となった取組が求められています。
このような状況下で労働災害を減少させるには、事業者・労働者双方が労働災害防止のための基本ルールを徹底し、それらを遵守・実行するための時間的・人員的余裕のある業務体制を構築することが重要です。そのため、今年度は、「安全は 急がず焦らず怠らず」のスローガンの下、全国安全週間を実施するとのこと。
厚生労働省では、全国安全週間と合わせて、6月1日(水)から30日(木)までを準備期間として、安全広報資料等の作成・配布、安全パトロールの実施、労働安全に関する講習会の開催など、さまざまな取組を実施する予定。
令和4年度全国安全週間実施要綱.pdf (0.31MB)