安全衛生情報

2022-08-12 16:27:00

2022年8月11日、複数のマスコミ各社(テレビ、新聞)が以下死亡災害の書類送検を報じていました。

感電は死亡率がとても高い、即死につながる災害です。今年は猛暑も続き、汗をかきやすこの時期、普段以上に感電防止対策に留意しましょう

そして、この事例は、「起こるべくして起こした人災」と言えます。「作業効率を優先させブレーカーを落とさず・・・」はそもそも仕事に対する姿勢、取組が間違っています作業効率は「安全対策を前提として考慮されるべきもの」です。

 

ブレーカー落とさず照明取り換え、作業員が感電死「効率優先させた」同僚を書類送検

読売新聞 2022/08/11 18:25

照明の取り換え中に作業員が感電して死亡した事故で、福岡県警は10日、一緒に作業をしていた電気設備会社員の電気工事士の男(34)(北九州市小倉南区)を業務上過失致死容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。

 発表では、男は昨年7月16日午前10時15分頃、北九州市小倉北区許斐町の工場で、同僚の浦田健斗さん(当時28歳)(同市小倉北区)と照明を取り換える仕事を実施。ブレーカーを落とさずに作業し、浦田さんを感電死させた疑い。警察は、男性が工事を発注した会社から事前にブレーカーを落とすよう指示されていたものの、そのまま照明器具を取り替えたことが事故につながったと判断した。

男は調べに対し「作業効率を優先させブレーカーを落とさずに作業した」と容疑を認めているという。

 

以上