安全衛生情報

2022-12-06 03:14:00

  厚生労働省は11月16日、2022年の労働災害発生状況(11月速報値)を公表した。

それによると、2022年における死亡災害は、死亡者数が589人で前年同期比3.9%減少。

業種別では建設業216人(同1.9%増)、第三次産業145人(同2.7%減)、製造業117人(同10.4%増)など。事故の類型別では「墜落・転落」172人(同8.9%増)が最多。

 

一方、休業4日以上の死傷災害は、死傷者数が183,298人で前年同期比65.3%増加した。業種別では、第三次産業の128,277人(同116.6%増)が最。事故の類型別では、「その他」(主に感染症による労働災害)8万8,083人(同434.2%増)、「転倒」2万5,645人(同3.8%増)などとなっている。

 

pdf 令和4年における労働災害発生状況について_mhwl11 月速報値_hspc.pdf (0.47MB)

 

 

 

 

 

2022-12-06 02:47:00

2022年11月15日付で建設業法施行令(昭和31年政令第273号。以下「令」という。)が公布され、特定建設業の許可及び監理技術者の配置が必要となる下請代金額や監理技術者等の専任を要する請負代金額等の引き上げ並びに技術検定制度の見直しを行う「建設業法施行令の一部を改正する政令(令和4年政令第353号)」が通達されたので、添付のとおり紹介します。

 

【概要】

1.金額要件見直し関係

2022.11.18_建設業法施行令改正_主任技術者専任要件等 (3).png

 

2.技術検定関係

技術検定の受検資格は国土交通省令で定めることとし、今後、省令改正により現行の 受検資格を見直す。

受検資格の見直しに伴い、大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校において 国土交通大臣が定める学科を修めて卒業した者等については、第一次検定の一部を免 除することができることとする。

公布日:令和4年11月18日(金)

施行日:令和5年1月1日(日)【金額要件の見直し関係】

施行日:令和6年4月1日(月)【技術検定関係】

 

pdf 2022.11.15_「建設業法施行令の一部を改正する政令」.pdf (0.19MB)

pdf 【事務連絡:建設業者団体】建設業法施行令の一部を改正する政令について.pdf (0.08MB)

pdf (参考)【新旧対照表】建設業法施行令の一部を改正する政令.pdf (0.18MB)

 

2022-12-04 02:56:00

厚生労働省は、11月30日、第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等について告示を行った。
 令和4年年5月に公布された労働安全衛生規則の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第91号)で、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)に基づく新たな化学物質管理が定められた。その一環として、作業場所が第三管理区分と区分された場合の規制が強化された。第三管理区分とは、作業場所での有機溶剤等の作業環境測定の結果による区分で、空気中の有機溶剤等の濃度の平均が管理濃度を超えるなど、作業環境管理が適切でないと判断される状態。
 これにより、作業環境管理専門家の意見を聴き、環境の改善が困難であると判断されたなどの場合は、有機溶剤等の測定の結果に基づき、呼吸用保護具を適切に選択、使用すること等が事業者に対し義務付けられた
 この告示は、空気中の有機溶剤等の濃度測定、呼吸用保護具の使用や呼吸用保護具が適切に使用されているかどうかの確認方法について定めたものである。

【告示のポイント】

 1 有機溶剤等の濃度測定
    個人サンプリング法(労働者の身体に試料採取機器を装着して行う測定方法)による作業環境測定等や
   個人ばく露測定の方法、その試料採取方法と分析方法を規定。
 2 有効な呼吸用保護具の使用
    有効な呼吸用保護具として、測定結果に応じた要求防護係数(労働者がばく露される濃度が基準値の
   何倍かを示す係数)を上回る指定防護係数を有するものでなければならないことを規定。
 3 呼吸用保護具の適切な装着の確認
    呼吸用保護具が適切に装着されていることを確認する方法として、フィットファクタ(労働者の顔面と
   呼吸用保護具の面体との密着の程度を示す係数)が呼吸用保護具の種類に応じた要求フィットファクタ
   を上回っていることを確認することを規定。

作業環境測定結果が第三管理区分の事業場に対する措置の強化_ページ_1.png

作業環境測定結果が第三管理区分の事業場に対する措置の強化_ページ_2.png

 

pdf 「第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等」に関する告示について(令4.11.30).pdf (1.55MB)

pdf 令和4年11月30日基発1130第1号「第三管理区分に区分された場所に係る有機溶剤等の濃度の測定の方法等の適用等について」.pdf (0.44MB)

以上

 

2022-12-04 01:48:00

 標記、新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応に関する資料を以下のとおり報告します。

会社、職場の安全衛生担当、健康管理担当、産業保健担当の方は、ご自身が理解いただくと共に、是非貴社内、及び、関係従業員への周知にご協力をお願いいたします。

 

 

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重症化リスクの高い方(高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦)、小学生以下の子どもと保護者の方

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高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦の方は重症化のリスクが高いです。発熱など体調不良時には、速やかに発熱外来を受診してください。
*新型コロナの抗原定性検査キットで陽性が確認された場合には、その結果を受診時に医師に伝えてください。

 

重症化リスクの低い方

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重症化リスクの低い方(高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦・子ども等以外の方)は、新型コロナウイルスに感染した場合でも重症化したり、入院する割合は低くなっています。発熱など体調不良時は、まずはご自身で新型コロナの抗原定性検査キットで検査してください。
抗原定性検査キットで陽性だった場合には、健康フォローアップセンターに連絡・登録をお願いします。
受診を迷った場合は電話相談窓口などをご利用下さい。
 ・一般用抗原検査キット(OTC)として承認された品目
 ・医療用検査キットの一覧
 ・健康フォローアップセンターの一覧はこちら

 

発熱外来にかかりづらくなる場合に備えましょう

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pdf 重症化リスクの高い方(高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦)、小学生以下の子どもと保護者の方.pdf (0.4MB)

pdf 重症化リスクの低い方.pdf (0.41MB)

pdf 発熱外来にかかりづらくなる場合に備えましょう.pdf (0.45MB)

pdf 新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応.pdf (1.27MB)

 

以上

 

 

 

2022-12-04 01:38:00

標記、寒さと空気の乾燥が進み、新型コロナウイルス感染だけでなく、インフルエンザウイルス感染も増え始めています。

今回、厚生労働省が「新型コロナウイルス・季節性インフルエンザ感染拡大へのそなえとして作成した動画を以下のとおり紹介します。

是非ご活用ください。

(1058) 新型コロナ・インフルエンザ 感染拡大へのそなえ - YouTube