安全衛生情報

2023-12-01 20:04:00

 厚生労働省11月17日、2023年の労働災害発生状況11月速報値)を公表した。
それによると、2023年1月から10月までの死亡災害は、死亡者数が545人で前年同期比6.7%減少。業種別では、建設業161人(同25.5%減)、第三次産業148人(同5.0%増)、製造業101人(同12.9%減)、陸上貨物運送事業80人(同29.0%増)など。事故の型別では、「墜落・転落」141人(同18.0%減)が最多のほか、交通事故(道路)111人(同30.6%増)。

 

休業4日以上の死傷者数は9万9,353人で、前年同期比2.6%増加
業種別では、第三次産業の5万0,129人(同4.5%増)が最多、製造業が2万0,315人(2.1%時増)、建設業が1万0,810人(0,3%増)事故の型別では、「転倒」2万6,398人(同2.9%減)、「動作の反動・無理な動作」15,454人(同7.0%増)、「墜落・転落」15,323人(同0.7%増)などとなっている。転倒災害が相変わらず一番多い状況。

なお、今回公表された数値は新型コロナウイルス感染症のり患による労働災害を除いた値。

 

pdf s23-11_労働災害発生状況_hspc.pdf