2019-12-20 16:41:00
厚生労働省は、12月19日「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」に、2つのコンテンツを追加したと発表。今回新しく追加されたのは、荷主企業・トラック運送事業者向けの自己診断ツール「簡単自己診断」と、一般の方に向けた周知用動画「トラック運転者の『いま』とあなたにできること」。
トラック運転者は、他業種の労働者と比べて長時間労働の傾向であり、このポータルサイトで、貨物を運送するトラック運転者の長時間労働の現状や、その改善に向けた取り組み、施策などを、一般の方や荷主企業やトラック運送事業者などに向け発信している。
■新コンテンツ
(1)自己診断ツール「簡単自己診断」
・対象:荷主企業・トラック運送事業者
・内容:「運転時間」「荷扱い時間・付帯作業※時間」「待ち時間」の3つの視点から、貨物運送の現状に関するチェックシートに回答することで、トラック運転者の労働時間削減に向けて自社の取り組むべき課題を抽出できるツール。
※貨物の積み込みや荷下ろし、検品、仕分け、荷造りなどトラックで貨物を運送する業務に付帯して発生する作業
(2)周知用動画 「トラック運転者の『いま』とあなたにできること」
・対象:一般の方
・内容:トラック運転者が運転以外にどんな仕事をしているのかという点を主軸に据え、トラック運転者が置かれた実態とその改善に必要な取り組みを紹介している。
■「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」
https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/