安全衛生情報

2022-03-02 04:16:00

既に各種ニュースでも大きく取り上げられていますが、2022年3月1日午後1時50分過ぎ、宮崎県延岡市水尻町にある旭化成のグループ会社、カヤク・ジャパン東海(とうみ)工場で爆発事故がありました。

 

上空から撮影された写真(下の写真)を見ると、法的な要求事項に基づく安全対策で、周囲を土盛りで取り囲んでいたにも関わらず、左隣の同様施設の屋根まで吹き飛んでいるのが判ります。爆発事故が起きた施設も同様な建物があったのかもしれませんが、文字通り「吹き飛んで」跡形もありません。。事故のあった施設背面の木々がなぎ倒され、焼き焦げていることからも爆風と熱の強さが判ります。爆発事故の怖さを実感する画像です。

 

火薬を取り扱うプロの会社”でも、このような事故が現実には発生しています。

目下原因は不明ですが、皆さんも「長年経験があるから」「何度も経験しているから」「よく判っているから」と気を抜かず、日々、自らと周囲の安全確認を怠らず、作業手順等の手抜きをせず、仕事に励みましょう。他人事ではありません!

 

未だ安否が不明な24歳従業員(爆発当日、室内で火薬計量を担当)の無事発見を心より祈ります。

爆発で建物などが吹き飛んだ旭化成グループ「カヤク・ジャパン」の東海工場=宮崎県延岡市で2022年3月1日午後5時.jpg

 

今日もご安全に!