2022-02-18 00:31:00
厚生労働省は、労働災害発生速報値(令和4年1月7日現在)を発表しました。
全体として死傷災害(休業4日以上)は対前年(2020年)同期比で20,689人(18.0%)の増加、対2019年比では27,248人増(25.2%増)という深刻な状況にあります。
死亡災害件数は全産業で減少傾向にありますが、それ以上の増加率で休業4日以上の被災が増えているので「労災は増加傾向」と判断できます。特に製造業、建設業、陸上貨物運送業、農林水産業、第三次産業で増加が目立っています。
第三次産業はここ3年間、大幅な増加傾向に歯止めがかかっておらず極めて憂慮すべき状況にあります。
事業主、人事労務安全衛生担当の方々は、今一度自職場の安全衛生点検を確実に実施し、不安前状態と不安前行動の撲滅を推進しましょう。
当社は、職場の不安全状態、及び、不安全行動の見える化・数値化をとおして災害要因の撲滅をお手伝いしています。是非お声かけください。
令和3年における死傷災害発生状況(死亡災害及び休業4日以上の死傷災害)_2022.1.速報値_hspc.pdf (0.44MB)
令和3年における死亡災害発生状況_2022.1.速報値_hspc.pdf (0.37MB)