2020-07-09 17:21:00
厚生労働省は、6月26日付で令和元年度の過労死等の労災補償情況を公表した。
過労死等に関する請求件数は2,996件で、前年度比299件の増。また、支給決定件数は725件で前年度比22件の増。うち死亡(自殺未遂を含む。)件数は前年度比16件増の174件。
全体として増加傾向に歯止めがかかっていません。
詳細は、以下別添資料1(脳・心疾患)、資料2(精神障害)、資料3(裁量労働対象者)をご確認ください。
(※1)「過労死等」とは、過労死等防止対策推進法第2条で定義されている「業務における過重な負荷による脳血管疾患若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害をいう。」のこと。
(※2)支給決定件数は、令和元年度中に「業務上」と認定した件数で、令和元年度以前に請求があったものを含む。
別添資料1_脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況.pdf (3.64MB)
別添資料2_精神障害に関する事案の労災補償状況.pdf (2.35MB)
別添資料3_裁量労働制対象者に関する労災補償状況.pdf (0.12MB)
以上