安全衛生情報

2020-06-10 16:21:00

 総務省消防庁は9日、熱中症のため1~7日の1週間に全国で1194人が救急搬送されたとの速報値を公表した。山形、福島両県で計2人が死亡した。

 搬送者数の集計は今年初めて。内訳は、3週間以上の入院が必要な重症が19人、短期入院の中等症が401人だった。65歳以上が699人で全体の58.5%を占めた。都道府県別では愛知が77人と最多で、大阪が75人、埼玉72人と続いた。

 新型コロナウイルス対策でマスクを着用する人は多いが、気温や湿度が高い中での使用は熱中症のリスクが高いとされることから、消防庁は小まめな水分補給を呼び掛けている。

 

情報元:共同通信社