(写真:AP/アフロ)
中国武漢で発生した新型コロナウィルスは人から人への感染も確認され、大きな話題となっています。新型コロナウィルスに限らず、世界にはこのほかにも重篤な症状をもたらす感染症が沢山存在しています。業務、プライベートを問わずその予防対策はとても重要なテーマです。以下を参考に予防対策をしっかり把握して感染症罹患を防止しましょう。
① 感染地域や、感染拡大など情報収集
・外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2020C013.html
・厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08998.html
・国立感染省研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus.html
・CDC アメリカ疾病予防管理センター(英語)
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-nCoV/summary.html
・WHO 世界保健機関(英語)
https://www.who.int/health-topics/coronavirus
・その他、信頼できるメディア
② 従業員への注意喚起・教育
・特に海外(武漢など)への渡航者、海外(武漢など)現地従業員
感染予防、感染時の対応(下記参照)
・海外ではあらかじめ受診医療機関なども検討
・不要不急の外出自粛
・在宅勤務の検討
③ 海外出張(武漢など)の自粛・禁止、駐在員の帰国、などの検討
④ 感染予防の徹底(手洗い、マスク着用)
⑤ 感染疑い者が出た場合の対応の検討
・武漢市から帰国し、咳や発熱等の症状がある場合には、必ずマスクなどを着用し、事前に医療機関に連絡したうえで受診。武漢市の滞在歴があることを申告
・会社への報告ルール
・風評対策、広報対応、など
⑥ 感染者が出た場合の対応の検討
・顧客が感染した(していた)場合の対応:感染拡大の防止(濃厚接触者対応)、事業継続、風評対策、メディア対応
・社員が感染した場合の対応:感染拡大の防止(濃厚接触者対応)、事業継続、風評対策、メディア対応
・社員の家族が感染した場合の対応:報告や自宅待機のルール化(その際の給与支払い)、など
⑦BCP(事業継続計画)の検証・見直し
・現状のBCPが感染症で機能するかの検証、訓練・演習
<出典:リスク対策.com 新建新聞社>