安全衛生情報

2020-01-06 17:43:00

厚生労働省の「建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会」(座長:豊澤康男 前独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所所長)は、2020年1月6日、建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等に関する中間とりまとめを行い公表した。
 
 石綿等が使用されている建築物の老朽化による解体等の工事は、今後も増加することが予想されており、現在の技術的知見等も踏まえて、一層の石綿ばく露防止対策等の充実が求められている。こうした状況の中、検討会で、建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等に関する検討を行い、その結果を取りまとめて、石綿ばく露防止対策等の充実に役立てることを目的に、平成30年7月から5回にわたり開催してきた。
 
 検討会では、引き続き石綿ばく露防止対策等に関する検討を行い、今年度末を目途に、報告書をとりまとめる予定とのこと。その結果に基づき、厚生労働省として報告書のとりまとめの後、労働安全衛生法に基づく石綿障害予防規則の改正などを検討する方針とのこと。

 

pdf 石綿則法改正審議_中間報告_20120.1.6.pdf (0.17MB)