安全衛生情報

2019-12-01 11:51:00

2019年6月に改正された道路交通法に基づき、いよいよ12月1日から携帯電話やスマホを使用しながらの「ながら運転」が厳罰化される。主な改正ポイントは次のとおり。

1.携帯電話やスマホを運転中に使用(保持)した場合、改正前は「5万円以下の罰金」が、懲役刑を新設し「6カ月以下の懲役、または10万円以下の罰金」。違反点数もこれまでの1点から3点に引き上げ。反則金も各車種ごとに約3倍(普通車は6000円が1万8000円)に。

 

2.携帯電話やスマホを運転中に使用しそれが交通事故などの危険に至った場合は、「1年以下の懲役、または30万円以下の罰金」、違反点数は2点から6点(一発免停)に。

 

警察庁発表資料にあるとおり、交通事故件数自体は減少傾向ながら「ながら運転」による事故は増加傾向にある。取り締まり強化や厳罰化は社会が求めるところでもあり、遅きに失した当然の法改正ともいえる。

ながら運転の事故.jpg

 

警察庁リーフレットpdf R1doukouhoukaisei_leafletB.pdf (0.81MB)