2022-07-05 12:27:00
注 意
マスク着用により、熱中症や高炭酸ガス血症のリスクが高まります。
人間の体は、体温を一定に維持しようとするため、体温上昇時には体熱放散作用が働き体温の低下をはかります。
体熱放散作用とは
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皮膚の血管拡張や血流量の増加による熱の放散
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発汗による水分蒸発作用
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呼吸の促進散
などです。
マスク着用下で暑熱環境下での作業をした場合は「呼吸障害」を起こし、熱中症発生の可能性が高まると指摘されています。
また、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることや、マスクをしていることから口腔内の渇きをあまり感じないことが想定されています。
また、マスクで息苦しくなったり、気分が悪くなるのは、熱中症ではなく高炭酸ガス血症(⼆酸化炭素がマスク内に溜まって、それを吸い込むことで起きる二酸化炭素中毒)のケースが多いとも言われています。
高温多湿の環境下でのマスク着用は、サージカルマスクによる様々なリスクが高まることから注意が必要です。
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
屋外で人と2m以上(十分な距離)離れている時
高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用している時
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
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激しい運動は避けましょう
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のどが渇いていなくても
こまめに水分補給をしましょう
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気温・湿度が高いときは
特に注意しましょう
参考:厚生労働省 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました。