職場における化学物質の管理手法が大きく変わろうとしています!
職場で使われる化学物質の中には、危険性や健康有害性があるものも少なくありません。個別に法令で規制されている物質もありますが、規制されていない物質を、危険有害性を十分に確認せず使用したことによる労働災害の発生も跡を絶ちません。
このため厚生労働省では、以下【参考資料】のとおり「法令で定めて管理」から、”危険有害性が確認された全ての物質にラベル表示と詳しい情報シート(SDS)の交付を義務づけ、事業者は製品のラベルとSDSから危険有害性を確認し、リスクアセスメントを実施した上で、労働災害を防ぐ措置を自ら選択して実行する「自律的な管理」”を原則とする仕組みに転換することを検討中です。
【参考資料】
新たな化学物質管理_~化学物質への理解を高め自律的な管理を基本とする仕組みへ~.pdf (1.75MB)
化学物質管理の大転換.pdf (1.1MB)
【参考情報】
厚生労働省は、新たな仕組みについて概観したうえ、今後事業者・労働者が実行すべきことなどについて以下のとおり意見交換を開催予定です。
本件に関し、東京(令和4年2月3日)及び大阪(令和4年2月18日) で令和3年度職場における化学物質管理に関するリスクコミュニケーション(意見交換会)を会場及びwebで開催予定ですが、いずれも定員に達し募集は既に終了してます。
令和3年度 第1回 職場における化学物質管理に関するリスクコミュニケーション(意見交換会)(東京会場)開催案内
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22879.html
令和3年度 第2回 職場における化学物質管理に関するリスクコミュニケーション(意見交換会)(大阪会場)開催案内
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22881.html