2021-11-22 17:27:00
この時期になると思い出す死亡災害
この時期になると毎年思い出す死亡災害があります。
2013年11月14日、当時務めていた勤務先が業務を委託した会社の従業員さんが作業現場で亡くなりました。
死亡災害です。
私も会社(東京)で一報を受け、急遽現地へ駆けつけましたが、到着する前に途中で「被災者が亡くなられた」と現地から連絡を受けました。
被災者は、業務に関係する分野では最難関の国家資格もお持ちのプロ中のプロでした。だけど起きてしまった・・・。
被災者のご家族(ご遺族)の無念を葬祭に出席した上司経由で聞いた時は、自分も胸が張り裂けんばかりの無念と悔しさを感じたことを今でもハッキリと覚えています。
労働安全衛生の業務に携わる者として、決して起こしてはいけない災害が「死亡災害」「重傷災害」ですが、管理部門ではありましたが、この前後含め4件の死亡災害と13件の重傷災害を経験しました。
そのうえで学んだことは「どんな小さな災害の芽も逃してはならない!」「どんなベテランでも、どんな単純作業でも、基本を疎かにしてはいけない!」という教訓でした。
「もう誰も悲しませたくない!という思いを胸に、これからも微力を尽くし続けたいと思います。